宮浦 宜子『北の女が食べる西』
初めての関西暮らしの中で出会った数々の食材と料理。関西育ちの人にはない新鮮な驚きを共有してみませんか。
鰤の照り焼き、きつねうどん、ぼたん鍋…。関西の人にはおなじみだけど、その奥深い味を優しくておいしい言葉にして紹介しています。読むと食べたくなる、そんな本です。
〈本文の一節〉
だから、この異郷の地での違和感を、まだはっきりと新鮮に感じているうちに残しておきたいと思った。北の人間が、西で食べて、考えたことについて。
北の女が食べる西
著者:宮浦 宜子
制作年:2022年
仕様:A6判 中綴じ