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2020年1月2日

近藤眞由美『宝塚ガーデンフィールズ 英国風ナチュラル庭園シーズンズ』

宝塚ガーデンフィールズ。それは2003年から2013年まで存在した幻のような庭園。今はもうない美しい植物の写真に「はかなさ」を感じます。
まさか10年で壊されるとは思ってもみなかった…と設計者ポール・スミザー氏を嘆かせたという、ありし日の宝塚ガーデンフィールズの記録。庭園とともに大温室も、旧宝塚文芸図書館の建物も姿を消しました。最後の日となった2013年12月24日までの写真集。
〈本文の一節〉

2003年4月、宝塚ファミリーランドが閉園し、その跡地に未来に残したい環境を、とポール・スミザーさん設計による、「英国風ナチュラル庭園・シーズンズ」がオープンしたのは、2003年9月26日でした。それから10年後の2013年12月24日に、シーズンズが閉園になるとは、思ってもみませんでした。
ここに当時の面影を、少しでも感じていただけたらと、庭園の姿を写真集にしてみました。

宝塚ガーデンフィールズ 英国風ナチュラル庭園シーズンズ

著者:近藤眞由美
制作年:2018年
仕様:A5横判 56ページ 中綴じ
著者プロフィール:神戸市出身、宝塚市在住。出かける時は、いつもデジカメ持参。被写体のほとんどは、植物、生物、景色。武庫川や中山の自然が好きです。(2020年8月)