鈴木 博『改訂新判 ウィルキンソン タンサンと宝塚』
初版はマチ文庫のベストリーダー。緻密な資料調査によって明らかにされた「ウィルキンソンタンサン」と宝塚のヒストリー。
初版で詳しく描かれたクリフォード・ウィルキンソンの宝塚、ウイルキンソン家のファミリーヒストリー。その後判明した史実を追加した、完全版。ウィルキンソンの前に炭酸泉からラムネを製造していた「保生会社」の「小判ラムネ」について、ウィルキンソン社の戦中戦後の苦境と復活など、2016年版を加筆修正。
〈本文の一節〉
…旅館分銅屋の小佐治豊三郎等により、宝塚の鉱泉を原料に“小判ラムネ”というラムネを作って売り出したが失敗に終わった状況下にクリフォード・ウィルキンソンが現れ、ラムネにかわり炭酸水の製造を行った…
改訂新版 ウイルキンソン タンサンと宝塚
著者:鈴木博
制作年:2019年
仕様:A4判 44ページ 無線綴じ
著者プロフィール:1953年生まれ。1975年関西学院大学社会学部卒業。1975年南海電気鉄道株式会社入社。2000年頃より、宝塚及びウィルキンソン関係の資料を収集。宝塚市在住。(2019年10月)