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2019年9月22日

音のマチ文庫、東京都足立区「音盤千住 Vol.1」を聴く会 《終了しました》

東京の下町、千住で生まれた町のレコードに
遠く離れた宝塚で耳を傾ける

懐かしい下町風情を今も残す東京都足立区千住。この町を舞台に、長年暮らしてきた人々の記憶、千住ならではの風景や人間模様にまつわるエピソード、 千住に根づき息づく音楽などを通して、「まち」と「私」の関係を 音で表現・発信・記録するプロジェクト《千住タウンレーベル》が進行中。その第一弾として完成したLPレコード「音盤千住 Vol.1」をお借りして、千住から遠く離れた宝塚で試聴会を開催します。

宝塚市図書館では、市民ひとりひとりの中にある宝塚の記憶や経験を小さな本にまとめ、共有し、保存していくプロジェクト《みんなのたからづか マチ文庫》を2016年からスタート。現在約70冊のここにしかないマチ文庫が市民から寄せられましおた。市民自身が自分の町に目を向け、記録し、表現するという点において、《マチ文庫》と《千住タウンレーベル》は共通する部分がとても多くあります。

千住で記録され編まれた「音盤千住」に耳を傾けながら、私たちが暮らす宝塚のまちの音や風景について考え、そしてそれらをどう記録し表現できるかを考える時間です。ぜひご参加ください。

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音盤千住 Vol.1 試聴会 @宝塚市中央図書館

日時:2019年10/22(祝) 15:00〜16:30
会場:宝塚市立中央図書館 1階「聖光文庫」内
参加費:無料(申し込み不要、直接会場へお越しください)
主催:mass production × media picnic
主催&問い合わせ:宝塚市立中央図書館 0797-84-6121

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◎千住タウンレーベル
文化活動家/アーティストのアサダワタルと公募であつまった音の記者(タウンレコーダー)とともに、千住で生活してきた市井の人々の記憶、千住のまちならではの風景や人間模様にまつわるエピソード、 千住に根づき息づく音楽などを通して、「まち」と「私」の関係を 「音」で表現・発信・アーカイブする、音楽レーベル(プロジェクト)。千住地域を舞台に、アートを通じた新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことをめざす市民参加型のまちなかアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」の一環として2016年から展開。
https://colocal.jp/topics/art-design-architecture/local-art-report/20180412_112393.html

◎アサダワタル
1979年生まれ。2002年、バンド「越後屋」のドラマーとして、くるり主宰レーベルNMRより2枚のCDをリリースし解散。のちに紆余曲折を経て、大阪でNPOや寺院に勤めながらアートによる独特なコミュニティ活動を展開。2009年に提唱したソーシャルコンセプト「住み開き」が話題に。2010年以降は、音楽を軸に全国で様々なアートプロジェクトの企画演出と執筆に取り組む。著書に『住み開き』(筑摩書房)、『コミュニティ難民のススメ』(木楽舎)など。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員、博士(学術)。またグループワークとして、ドラムを担当するサウンドプロジェクト「SjQ/SjQ++」では、アルス・エレクトロニカ2013デジタル音楽部門準グランプリ受賞。

注:本イベントは試聴会です。アサダワタルさんは来場されません。